コハクチョウを探しに

冬に片山津温泉周辺に来られる際に、ぜひ行ってみていただきたいスポットがあります!

それは「コハクチョウの飛来」スポット。

コハクチョウ(小白鳥)は「冬の使者」と呼ばれる渡り鳥で、ふだんはユーラシア大陸北部で過ごしており、冬になると越冬のため南下して日本を訪れます。
飛来時には複数の親子でグループをつくり、春に繁殖地へ帰るまで一緒に過ごす、家族・仲間を大切にする鳥だそうです。

コハクチョウは日本海側に多く飛来し、水面の凍らない湿地帯や潟などで休息を取り、稲刈りが終わった後の田んぼで落稲などを食べることから、それらの条件のそろっている柴山潟近辺でも姿が見られるようになりました。

今年も目撃されたとの情報をキャッチしたので、ノッキー店長がさっそくバードウォッチングに行ってきました!

防寒対策は十分に!

コハクチョウは、柴山潟の北東部にある遊歩道の近辺、干拓町でよく見られるとのこと。
besso片山津温泉からは、車で7分ほどの距離です。

Via:加賀温泉郷モビリティ 温モビ 

車がない場合は、加賀温泉郷モビリティとしてレンタルできる2人乗りの小型電気自動車「温モビ(ぬくもび)」を利用してみてはいかがでしょうか。

片山津温泉では、bessoからすぐのところにある「片山津インフォメーションセンター」で借りることができますよ♪

▼温モビのレンタル方法はこちら
https://www.tabimati.net/nukumobi/

目を凝らし、コハクチョウを探します!

この日は大雪が降った後で、雪景色の中から白いコハクチョウを探すのにひと苦労

「いないなー」

と思いつつ空を見上げると、飛んでいるコハクチョウを発見!!
すかさず後を追いかけると

いました!!

数羽の群れが、田んぼで食事をしていました!
シャッターチャンス!!

コハクチョウは警戒心の強い動物です。
写真に撮る場合には望遠レンズがあった方がベターかも。

写真のように首を伸ばし、辺りを伺うような仕草を見せたら、警戒している証拠。
それ以上近づくのはやめましょう。

毎年11月〜2月にかけて柴山潟に飛来するコハクチョウ。
運が良ければ何十羽ものコハクチョウが群れをなして飛んでいる光景を見ることもできます。

近年はコハクチョウが北へ帰っていく時期が早まっているそうで、2月にはもういなくなっていることもあるとか。
これも地球温暖化の影響なのかもしれません。
これからも柴山潟でコハクチョウが見られるように、僕らも日々の中で環境への思いやりを忘れてはいけないですね。

ぜひ、冬の片山津温泉へお越しの際は、コハクチョウ観察に出かけてみてください。
bessonの台所で、温かいコーヒーやお味噌汁、カレーなどを用意して、みなさまのお立ち寄りをお待ちしています!


コハクチョウ写真・文/ノッキー